料理担当のコスケです(´∀`=)
わが家では、IHはできるだけ高性能なものをと思って、パナソニックのラクッキングリルとシングルオールメタルが搭載されたタイプのIHをオプションでつけました。
標準品との差額料金は当時で66,000円だったかしら・・・KZ-T573Sという機種です。
結構高い買い物ですが、毎日使うものですから、できるだけ良い物がいいかなと思ったのです。
玄関のスマートキーやトイレもそうですが、IHなどのように毎日使うものを良い物に便利にというのが建築時のテーマだったように思います。
非常に満足して使っていたこのIHですが、長期間使用してくると使い始めた当初は感じなかった問題点・デメリットなども出てきます。
もちろん長期間使ってみて感じるメリットもあります。
ということで、2年・・・正確には1年9ヶ月ほどですが、使ってみてどうなのか、長期使用レビューしてみようと思います(=゚ω゚)ノ
しっかり書いたら結構長くなってしまいましたので、2回に分けて記事にします。
今回はIHの全般の良いところはもちろん、PanasonicのIHを使って感じているメリットについて書いてみたいと思います。
ラクッキングリル搭載IHの良いところ
まずは良いところからです。
IH全般のメリットもそうですが、標準品からお金を払ってつけた機種だけあって、さらに良いところも沢山あるので、2年ほど使ってみてそれでもいいね!と感じる点から紹介します。
火力が強い
やはりIHのメリットの一つがこれ、火力が強いということでしょう。
普通のステンレス製の鍋やヤカンなどならば、お湯が沸くのは格段に早い!
たまに実家に帰ってガスコンロでお湯を沸かすと、おっそっ!となります( ̄▽ ̄)
パスタとかよくお湯を沸かす機会がある人はIH良いです。
火力が強いのは炒め物などでも生かされるので、上手くやれば家庭用のガスコンロよりいいんじゃない?という気がしなくもありません。
まぁ、火力が強きゃ良いってもんでもないと思うんですが・・・、IHの特性を生かした方法で修行が必要ですし、調理器具もガスコンロとは違う形状、特性のものが良さそうです(´∀`=)
炒め物などをするのなら、火力が強いガスコンロ、できれば業務用がベストなのはいうまでもありません。
掃除が楽
これもIH全般のメリットです。
IHにしたい最大の理由は掃除が楽だからといっても過言ではないほど。
ガスコンロの場合は、どうしても鍋やフライパンを置く五徳がありますし、ガスのでる部分が必要になります。
あれがどうしても邪魔で、掃除が面倒になります。
その点IHはフラットで、強化ガラスなので汚れにくく掃除も簡単です。
うちのIHの場合、ボタン部分もタッチパネル式になっていて、スイッチ周りも全てガラスです。
スイッチ周り含め非常に掃除がしやすいです。
キッチンは綺麗に使いたいコスケは、これがIHの最大のメリットだと感じています
こうして見ると金属枠のあるただのガラス板なので、盛り付けや作業場所としても使えます。
3口IHは結構便利
奥の一つがラジエントヒーターってのがアパートのIHでは普通でしたが、わが家のものは奥の小さいのもちゃんとIHです。
一条の標準のも奥はIHなのですかね。
その辺りはわかりませんが、3つ使えるとそれなりに便利だったりします。
まぁ、3口同時に使うことってそんな頻繁に無いので、2口でも十分ちゃ十分ですが、あればちょっと汁物温めたいとかゆで卵作りたいとかって時に便利ですよね。
ただ、しけった海苔をラジエントヒーターで炙ったりはできなくなりましたね・・・
ラクッキングリルで軽く焼けばいいか(`・∀・´)
火がないからやっぱり安全
これもIH全般で言えることですが、火が出ないので安全ですしスペースを広く使えます。
例えば、先日ホットケーキを作ったのですが、IHの上に生地と油を置いて焼くこともできます。
火がないので周りは熱くなりませんし、火が移る心配もありません。
ついでに、鉄のフライパンやステンレスの鍋の取っ手なども熱くなりにくいので使いやすいです。
昔・・・といっても小学生の頃ですが、コンロの奥の鍋に手を伸ばしたときに、背が低かったからでしょうね、手前で使っていたコンロの火が袖口に燃え移って、全身に一瞬で広がったことがありました。
表面フラッシュなどというそうですが、服の表面だけ一瞬で燃えて火は消えたので問題ありませんでしたが、一歩間違えば全身火だるまです。
他にも、熱くなった鍋の取っ手を持つのに、布巾を使ったら、それに火が付いちゃったり・・・若かったこともあり結構危ないことやらかしてます。
ほんと火がないって安心です。
20代〜60代くらいなら、そうそう大きな事故は起こさないでしょうが、それ以下のお子さんやそれ以上の方がいる場合は特に安心できます。
小さい頃から北海道に住んでいて、昔ながらのマッチでつけるストーブも使っていましたし、小さい頃から料理をしていて母や調理師の祖母から火の恐ろしさについてはしっかり教えてもらってましたが、所詮子供、注意力が足りないのでしょうね。
いくら火について子供に教えようが、ない方が間違いなく安全です。
私の祖母も、料理のプロでしたがもう80歳になり、火の消し忘れで料理を焦がしたり、キッチンからの小さなぼや騒ぎ一歩手前のようなことが頻発しています。
2階まで焦げ臭い匂いがすると思ったら、祖母が鍋やフライパンに火をつけたまま寝ていたり、たまたま祖母に用事で祖母専用キッチンに行くと、グリルの排気口から火がでていて急いで消火したり・・・
いつか大きな火事になりそうで怖いです(>_<)
IHでも火事は0とはならないでしょうが、火はない方が安心です。
火がないから暑くない!
これも先ほどと同じように火がないからなのですが、夏の暑い時期でも料理していて暑くなりません。
ガスコンロだと、夏場の調理は暑いキッチンで火の熱さを直に受けるので、とにかく汗をかきます。
その点、IHは火の熱さなんてものは無縁ですから、スマートに汗をかくことなく調理可能です。
蒸し暑い夏の夜、味噌汁や炒め物をすると考えただけで嫌になりますからね。
実家にいるときはエアコンを使っていなかったので、夏にガスコンロを使って調理することが苦痛で仕方がなかったんですが、IHは一切そんなことはなく、夏でも熱さを気にしなくても大丈夫。
夏のガスコンロが熱くて嫌だと感じたことがあれば、これも非常に大きなメリットだと思います。
鍋振りも多少ならできる
IHと言えば鍋ふりができない!という話しを聞いたことがある人も多いはずです。
確かに持ち上げると加熱は止まってしまうので、ガスコンロのようにガンガン振ることはできません。
でも、わが家のIHだけというわけではないと思いますが、センサーが中々優秀で、温度設定時なんかはフライパンを持ち上げて振っても、元の位置に戻せば素早く冷えた分を高火力で加熱するので、IHでも短時間の鍋ふりならできるようです。
もちろん基本はIHから離さないことですが、チャーハンとか野菜炒めは振って上下を入れ替えたいときありますからね。
一瞬振ってすぐ戻せばほぼ温度低下はありませんし、あってもすぐ加熱されて戻ります。
便利っす。
通常持ち上げると加熱が停止し、戻すと2~3秒ほどで再度稼働しますが、浮かせている時間が短時間だと途切れず加熱され続けるようで、この辺りは今後も試行錯誤する必要がありそうです。
どの程度鍋ふりできるか動画を撮影したのですが、鍋を浮かせたときのIHの状態を見てもらうとわかりやすいかなと思います。
見ての通りある程度浮かすと止まりますが、その際も鍋を戻せば1~2秒で再加熱されるので問題ありません。
まぁ、持ち上げれば火と違って加熱自体されなくなるので、ガスコンロのように頻繁に鍋ふりはできないものの、最小限なら問題ないでしょう。
チャーハンや炒め物なども問題ないと実際に調理していて感じます。
火力も十分あるので、フライパンの選定や調理方法さえ間違えなきゃ、火力が必要なパラパラチャーハンだって動画を見ての通り問題なく作れます。
光火力センサーが便利
わが家のIHには光火力センサーなるフライパンや鍋の温度を感知して、設定した温度に自動で火力を調整してくれる温度センサーと火力コントロール機能が付いています。
うちに限らず他の機種でも付いてると思います。
これが使ってみると中々便利です。
使う場面としては便利だと感じるのがまず予熱です。
以前は、じ〜っとフライパンの前でしっかりフライパンが暖まるまで待機してましたが、今はこの加熱メニューから温度設定して放置しておけば、しっかり必要な温度まで予熱し維持してくれます。
超便利です(´∀`=)
180℃に設定して予熱、そのままソテーなどでも表面に焼き目が付いたら、火力を140℃に落としてじっくり火を入れるとかできちゃいます。
炒め物の時も便利で、200℃に設定し食材を入れてフライパンの温度が下がれば勝手に加熱し温度を上げてくれます。
ちなみにチャーハンだけは最大温度の230℃で設定すると一番美味しくできました(´∀`=)
他にもお好み焼きとかホットケーキなんか焼くときは、常に同じ温度で焼き続けたいので、適正な温度に設定しておけば火力の調整をする必要がありません。
先日ホットケーキを作ったんですが、4,5枚ずっと火力調整を一切せずに焼き続けることができ、改めて楽だなぁと感じました。
ホットプレートみたいな感じで、温度設定すればそのままで良いわけですからね。
ただこれについては使う鍋やフライパンによって、表面の温度にちょっとバラツキがあります。
それを全てここで書くと長くなるので、コスケの別ブログに詳しく書いてあるのでそっちをご覧ください。
ラクッキングリルは使い勝手がいい
このIHの目玉の一つであるラクッキングリルですが、中々使い勝手が良いです。
最初は色々な調理に使っていましたが、最近は最初の頃と違い、使い方も固定されてきて、ほぼオーブントースターとして使うことが多いです。
食パンを焼いてみたり
総菜パンを温めたり・・・
ベーグル温めたり
総菜や冷凍のフライドポテトを温めたり
おやきを温めたり・・・
ちなみにこれ、北海道では「おやき」という人が多いようですが「今川焼き」っていう地域もあるようですね。
道内では「今川焼き」でも通じますが、私のまわりは皆「おやき」って読んでます。
後は、レンジだとべちゃっとする揚げ物や総菜を温めたり・・・唐揚げもレンジよりこっちのが美味しいです
このグラタンも先日ラクッキングリルで焼きました。
ホイル焼きや野菜を焼いたりもします。
結構それなりに使ってますが、これで調理をするというより、オーブントースターのように温めるや焼き目をつけるという用途で使うことが最近はほとんどです。
わが家はラクッキングリルがあるおかげで、トースターは押し入れの奥にしまっていて使わなくて済んでいます。
パナソニックのラクッキングリルで、私のは上下にヒーターが入っているトースター型?で、最新型は下がIHになっているようですが、基本上下からの熱で焼くトースターのようなものです。
でも、三菱のIHは温風を出すオーブン型のようです。
オーブンはオーブンレンジがあるので、IHはトースター型の方が使いやすいかもしれませんね。
でも、この写真を見る限り、温風+上下にヒーターが入ってるのかな?
それなら焼きむらも少なくすごく便利そうですね。
IHは掃除がしやすくお気に入り
以上、パナソニックのラクッキングリルを長期間使ってみて感じたメリットです。
やはり長く使って便利だなぁと感じるのは、ラクッキングリルの使い勝手が良いこと、温度設定機能(光火力センサー)が便利なこと、火力が強いこと(特にお湯を沸かす際)、そして何より掃除が楽なことでしょう。
ラクッキングリルはトーストから簡単な焼き物までこなせますし掃除も楽です。
光火力センサーはどんな料理にも使えて便利。
私は普段の料理の半分近くは、光火力センサーで温度設定して使っています。
IHの場合は火が見えないので火加減が分かりづらいです。
火が見えるガスコンロなら、直感的にこのくらいの火ならこうなるというのが分かりますが、IHは同じ数字でも機種や調理器具でも火力が違うので、食材の焼け具合や音で判断するしかなく中々難しい。
その点、温度で設定できれば数字ですから単純明快で分かりやすいです。
そして火力の強さはお湯を沸かすときには非常に助かり、たまに実家のガスコンロでお湯を沸かすと遅くてイライラしてしまうほど。
掃除の楽さは使っている方ならいうまでも無いくらい分かって貰えるかと思いますが、キッチン周りはできるだけ綺麗にしておきたいですから、そんな人にはIHはぴったりだと言えます。
以上、パナソニックのIHを長期間使ってみて感じた良い点、メリットでした。
結構良いことばかりに見えますが、実はそれなりに不満点もあります。
結構な金額のIHですから、そこまでお金出すなら別の選択肢もあったのかなぁと思うほどの問題点を感じてたりもします。
次回は、今回の続きでIH長期使用レビュー第2弾、パナソニックのIHを長期間使ってみて感じたデメリット、改善して欲しいと感じる点を記事にしたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
※ 次の記事はこちらです
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