こんにちは、コスケです( ´ ▽ ` )ノ
ここ数日暖かくなってきたかと思えば、今朝は雪がうっすら積もっています。
これが平年並みのようですから、今日は春分の日の振替休日ですが北海道の春はまだ遠いですね・・・
寒いのでまだまだ活躍中の床暖房、ここは北海道という寒冷地ですが、メイン暖房である床暖房の熱源はヒートポンプ式のもので三菱のエコヌクールという製品です。
ヒートポンプ式の暖房はやはり消費電力が少なく非常にエコなのですが、室外機という可動部分があるうえに、環境が厳しいので耐久性が唯一心配な点でした。
しかし、いくら何でも1~2年で壊れることはないと思っていましたし、最低でも8年くらいは、できれば12年以上壊れず使えると良いなぁなんて思っていたのです。
これが床暖房の室外機で2台設置されていて、騒音の問題のこともあったので朝稼働時にちょこちょこ様子を見たりしていました。
騒音が多少あるかなとは思いましたが、まさか壊れるなんてことは考えもしませんでしたが・・・
残念ながら、引っ越して1年経っていない1シーズン目の冬で早速床暖房の室外機に異常が発生しました(ノД`)
今日は、その修理をしてもらったので、その時の様子と故障箇所などを記事にしたいと思います。
室外機に発生した異常!
室外機に発生した異常ですが、ある朝室外機を見たときに発見しました。
騒音問題などもあったり、機械を見ているのが基本好きな私は、朝動いている室外機をたまに見に行きます。
ふと見てみると、なにやら1台の室外機に霜が付いていたのです。
通常、霜取り運転によって解かされ、霜は付かないようになっているハズですし、付いていたとしても一時的にちょっと付くくらいのものかと思います。
しかし、霜の付き方が異常だったのです。
防雪フードの下から室外機のフィン部分を見てみると・・・
これはちょっとおかしいですよね( ̄□ ̄;)!!
裏側も霜がびっしり
室外機の下と架台にまで霜が付着しています。
熱交換のために付いている綺麗に並んだ熱交換のためのフィンを見るとなんだかテンションが上がる変態気味な私ですが、今回は凍り付いて全く見えません・・・
お・・・俺のフィンがぁぁ・・・見えねぇ(ノД`)
軽くショックを受けたのはさておきこれは明らかにおかしいです。
ヒートポンプ初心者の私でも分かります。
どうも霜取り運転が作動してないように感じます。
ただ、もしかするとたまたま雪が吹き込んで凍り付いてしまっただけかも・・・?
室外機が霜取り運転を開始すると、フィンなどに付着した霜が溶けますので、下に水が落ちます。
そこで確認のため翌日の朝にもう一度観察してみました。
正常に作動している室外機の下がこの状態
霜が溶け下に落ち、凍り付いています。
しかし、霜取り運転が作動していないように感じる室外機の下はこの状態。
水たまりや氷がなく雪がかぶっています・・・
外は3月の中旬だというのに-10℃を下回っていたので、霜取り運転しないということはありえません。
これは確実に霜取り運転がされていないと判断し、一条工務店に連絡して修理の依頼をしました。
これだけ霜が付着すると、外気と熱交換ができず暖房がほとんど動作しないのですが、幸い室外機は2台あるので暖まり多少遅いものの、外気が-10℃以下の状況でも家の中が寒いということはありませんでした。
室外機が2台あってよかった〜
よく考えればここ数日朝方の消費電力が外気温を考慮しても多かったので、恐らく霜が付着して電気を使って一生懸命動いてもうまく熱交換できない分頑張って無駄に動作し、消費電力が多くなってしまっていたんでしょう。
日々消費電力をチェックしていて、違和感があれば室外機を確認した方が良さそうです。
室外機が止まっているときに中を見てみると、扇風機みたいな羽根の向こう側も雪まみれに・・・
うん、やっぱりおかしいです。
三菱の修理業者がやってきた
この時期が暖房などの故障の修理で忙しいらしく、三菱のサービスマンが来たのは4日後でした。
床暖が完全に停止してしまったり、エコキュートが故障してお湯が出ない時に4日待たされるのは痛いなぁ・・・(ノД`)
三菱の方が来て事情を説明。
まずは、室内側のエコヌクール本体で色々調査をしているようです。
室内側本体を開けると中は色々詰まっています。
左側の発泡スチロール部分が、恐らく室外機で暖めたガスか何かと室内の床に流れている床暖の不凍液の熱交換をする部分なんだと思います。
右側は基板があって、そこで色々設定するようです。
基板に付いている時計のようなものにはDEFと表示されているように見えます。
おそらくデフということは・・・強制的に霜取り運転させている状態ということなのかもしれません。
次は室外機自体を分解してみることになりました。
カバーなどを外して中をみてみると・・・
一瞬発泡スチロールで覆われているかと思うくらい氷の塊が付いています(ノД`)
完全に熱交換をするフィンが氷に覆われています。
これはまずいでしょう・・・
全く外気と熱交換できない状態ですね。
色々調べてくれたのですが、強制的に霜取り運転モードにすると問題なく霜取り運転は動作するようで、原因が分からずこの日は付いている氷をスチームで溶かして1日様子を見てみてくださいということで終わりました。
しかし、翌日また霜が付いているのです・・・
三菱の方に連絡し、また霜取り運転が正常に動作していないと伝え、2日後来てもらうことになりました。
結局、室外機の基板を交換してくれたのですが、何でも霜取り運転時に動作するはずの溶けた霜が室外機内で凍り付かないようにする熱線のヒューズが飛んでいたようで、それも新しくしてもらいました。
ちなみにこのヒューズがいきなり飛ぶというのは初めての経験とのことで、原因は分からないらしいです。
霜取り運転自体は動作しているようですが、熱線が動作しないくらいでフィンがこんなに凍り付くものなのでしょうかね・・・
それに原因が分からないということは、また再発する可能性がありますよね・・・((((;゚Д゚)))))))
とりあえず、その作業後からは霜取り運転は問題なく動作しているのですが、原因が分からないだけに今後が恐ろしいです(>_<)
室外機の寿命はどれくらい?
三菱の修理担当の方が来たときに、室外機の寿命がどれくらいなのか聞いてみたんです・・・
明確な回答は当然得られませんでしたが、色々質問してみました( ̄▽ ̄)
コスケ「メインの暖房にヒートポンプを採用する際に、室外機の寿命が短いと聞いて不安だったんですよね」
三菱修理マン「ヒートポンプ式はエコですが、やはり寿命はどうしても短くなってしまいますからね」
コスケ「室外機の寿命って平均どれくらいなんですか?やっぱりそんなに長くないんですよね?」
三菱修理マン「機械ですからいつかは壊れちゃいますね」(黙々と作業を開始する)
コスケ(明確な回答は貰えず、うまくかわされた感が・・・よしもっと突っ込んで聞こう!)※心の声です
コスケ「確か三菱の有料の延長保証って8年くらいまでだったと思うんですが、やはりそのくらいでヒートポンプ暖房やエコキュートの室外機が壊れる可能性が高いんですか?」
三菱修理マン「北海道は環境が厳しいですからね、機械にもよりますのでなんとも言えないですけどね・・・」
コスケ「8年位を超えると室外機は買い換えたりする人の方が多くなるんですかね?」
三菱修理マン「壊れた場合そういう方も多いと思います」
う〜ん、明確な回答は得られませんでしたが、とりあえず室外機の寿命はそんなに長くなさそうだなということが分かりました(⌒-⌒; )
8年くらい経つと、壊れてもおかしくないとみておいた方が良さそうですね〜。
そして壊れた場合、1万円前後で直るようなものではなく数万はかかるのでしょう、買い換えようかなと思う人も多い感じでしょうか。
まぁ、うちの場合は1年目で修理でしたがε-(´∀`; )
それと夏はそんなに忙しくないので修理対応も早くできるけど冬は忙しく修理まで数日かかるということだったので、それを考えると、やはり室外機は環境の厳しい冬に壊れやすいんでしょうかね。
灯油やガスのボイラー、電気ボイラーなどは10年以上は平気で使えるでしょうから、特に寒冷地でのヒートポンプ暖房は耐久性に難有りかなと思います。
う〜ん、この先が心配です(>_<)
電気代が安くても修理代でお金が飛んでいくというのは笑えません・・・
そんなことなら壊れて不便がない分、電気ボイラーや電気給湯器の方がいいですもんね!
いや、今は灯油も安いし灯油や都市ガスがベストなんでしょうね・・・
ということで我が家の室外機を修理した時のお話でした〜
今回は新築から1年以内の故障だったので無料で直りましたが、来年問題が起これば有料でしょうね。
出張料で○○円、技術料で○○円、部品代で○○円とかかかって結構な金額になりそうです。
来年は壊れなきゃ良いなぁ・・・
コメント
こんにちは。
大変でしたね。
北海道仕様は2連式ですか。
1年以内の故障の場合、前のシーズンに殆ど
使用していなければ初期不良の可能性が
あります。
ある意味ではラッキーだったかと思いますよ。
某Sタイマーは保証が切れた1年超過後に
発動し壊れたことがあります。
凍結防止ヒーターの故障ということですか。大変でしたね。
たぶん、保証期間は修理後半年くらい増えるとは思いますけど。
降雪時にはショートサーキットが起こらない程度に風による着雪を防ぐ対策が必要ですが、室外機の防雪フードだけでは着雪を防ぎきれないのかもしれませんね。
三菱ヒートポンプ式冷温水システム技術マニュアルには「設計外気温度データ」として、エコヌクールが使用できない地域が載っているのですが、お住まいの地域は大丈夫でしょうか?
北海道はエコヌクールが設置できない地域も多いですよね?
あの陸別でも暖房に使えるエアコンが作れるパナソニックと違って、三菱は寒冷地に弱いのかもしれません(陸別ではエコヌクールが使えませんから)。
http://panasonic.jp/aircon/kanreichi/
寒冷地で室外機の寿命が短いかどうかは知りませんけど、暖かい地域では、海からある程度離れていても塩害があったり、腐食性ガス(下水からの硫化水素ガス)による劣化はよくあります。
寒冷地は凍結防止剤で室外機がやられることもあるみたいですね。
価格差はほとんどないので、塩害対策品を選んでおくと、それらによる劣化が少なく、安心かもしれません。
ichanさんコメントありがとうございます!
北海道は2連式なのです〜!
確かにある意味保証期間内に壊れてくれてラッキーだったかもしれませんね!
今回は良いこととして考えることにします( ̄▽ ̄)
Sタイマー、私は経験したことないのですが有名ですよね(⌒-⌒; )
来年壊れなきゃ良いなぁ・・・
伊藤@横浜さん、コメントありがとうございます!
> 凍結防止ヒーターの故障ということですか。大変でしたね。
ですです、厳冬期じゃなくて良かったですε-(´∀`; )
> たぶん、保証期間は修理後半年くらい増えるとは思いますけど。
なるほど!
しかし、夏は使わないので一番心配な来年の厳冬期に調子が悪くなるとアウトですね・・・(ノД`)
> 降雪時にはショートサーキットが起こらない程度に風による着雪を防ぐ対策が必要ですが、室外機の防雪フードだけでは着雪を防ぎきれないのかもしれませんね。
ふむふむ、雪は大きない地域なのですが、風向きが悪かったのかも知れませんね。
> 三菱ヒートポンプ式冷温水システム技術マニュアルには「設計外気温度データ」として、エコヌクールが使用できない地域が載っているのですが、お住まいの地域は大丈夫でしょうか?
> 北海道はエコヌクールが設置できない地域も多いですよね?
そうですね、一応大丈夫かと思います。
エコヌクールの説明書によると、-25℃まで大丈夫だが-20℃以下は始動ができず、-20℃以下の運転は月に数十時間程度を想定していると記載されていたかと思います。
我が家はシーズン最低気温がここ10年は−19℃〜-24.5℃位ですし、-20℃を下回る時間があっても年間数十時間程度だと思うので、ギリギリ動作範囲内かと思われます。
今年の最低気温も暖冬の影響かギリギリ-20℃まで下がりませんでした。
パナソニックは陸別でも使えるのですか〜、素晴らしい!
エコヌクールは道東や道北の内陸部はほぼムリかなと思います。
パナソニックもすごいのですね( ´ ▽ ` )
> 寒冷地で室外機の寿命が短いかどうかは知りませんけど、暖かい地域では、海からある程度離れていても塩害があったり、腐食性ガス(下水からの硫化水素ガス)による劣化はよくあります。
なるほど、うちはその辺りは心配なさそうですが、三菱の方は環境が厳しいので・・・みたいな含みのある言い方をされていました(ノД`)
> 寒冷地は凍結防止剤で室外機がやられることもあるみたいですね。
ふむふむ
> 価格差はほとんどないので、塩害対策品を選んでおくと、それらによる劣化が少なく、安心かもしれません。
凍結防止剤というのは道路に巻くあれでしょうかね。
うちの場合凍結防止剤を撒いているのは200mほど離れた幹線道路ですが、乾燥すると道路が真っ白になり、細かくなった凍結防止剤が風で待って周りの車は錆びやすいという話しを聞いたことがあります。
風に乗ってくれば200mくらいすぐに飛んできそうなので、その辺りも心配ですね・・・
次からはその辺りも考慮して機種選定したいと思います(ノД`)
こんにちは、とりです(・∀・)
やっぱり故障でしたか~Σ(゚д゚;)
こんなに早く故障するとは一抹の不安を感じますね…。
これで室外機1台だったら悲惨でしたね(汗)
ヒートポンプの節電能力はすごいですが、やっぱりそう簡単にはいかないものなのでしょうかねぇ…。
それにしても、室外機の様子や消費電力をこまめにチェックしていたから気づけた故障でしたね!
さすがです(^^)
ところで、Sタイマー経験したことあります(笑)
PCの保証が切れて1か月以内に壊れて、たまげましたよ(;´▽`A“
こんばんは。
なるほどなるほど、詳細が分かりました。
寒冷地には地中熱を利用したヒートポンプ式の
採用を想定していました。
ハウスメーカーは、イニシャルコストと経年の
ランニングコストを考えるべきなのではないか
と思います。
こんにちは、コスケです( ´ ▽ ` )ノ
> やっぱり故障でしたか~Σ(゚д゚;)
> こんなに早く故障するとは一抹の不安を感じますね…。
でした・・・(ノД`)
> これで室外機1台だったら悲惨でしたね(汗)
ほんと悲惨でしたね〜
エアコンも非常用暖房として寒冷地仕様にしておいた方が良かったかなぁ〜
> ヒートポンプの節電能力はすごいですが、やっぱりそう簡単にはいかないものなのでしょうかねぇ…。
エコで機器も長持ちで心配ない!とはいきそうもありませんね・・・
> ところで、Sタイマー経験したことあります(笑)
> PCの保証が切れて1か月以内に壊れて、たまげましたよ(;´▽`A“
なんと!とりさんもですか〜
私はそもそもS製品が殆どないな・・・
10年前のゲーム機と10年前にPCかったくらいでしょうか。
そういえばS製のPCはかった2週間で壊れて初期不良で交換してもらいましたねε-(´∀`; )
ichanさんコメントありがとうございます!
> 寒冷地には地中熱を利用したヒートポンプ式の
> 採用を想定していました。
私も地中熱あこがれます!
効率も良さそうですし、厳しい環境に晒されないので故障の可能性も下がるかもしれませんね。
> ハウスメーカーは、イニシャルコストと経年の
> ランニングコストを考えるべきなのではないか
> と思います。
全くです!
目先の電気代だけ安くしても意味ありませんからね。
こんにちは〜
もうすぐ着手承諾の予定なんですが、うちはエコヌクールの室外機を雪庇の出来やすい北側に配置する予定で居ます。
コスケさんの家では、室外機はどの方向に設置しましたか?
はっけよいさん、コメントありがとうございます。
我が家も北側には位置しています。
今更ですが、東側とか南側に配置すれば良かったなぁなんて思っています。
冬は北風にのって猛吹雪なんてこと多いですもんね。
ただ、我が家の場合、南側に配置すると太陽光パネルからの落雪被害に遭う可能性がありますし、東側は隣の家との距離が近く騒音の問題が発生する可能性も。
西側は玄関があり設置できず・・・
北側しかありませんでした(ノД`)