どうも、コスケです( ´ ▽ ` )ノ
今日は家とは関係のない話になるのですが、先日妻の知り合いから大量の行者ニンニクを頂きました。
北海道ではアイヌネギとも言われ、山に登るとこの時期あちこちに生えています(⌒-⌒; )
ヒトビロなんて言い方をすることもあります。
この時期、道の駅や直売所を巡っていると、行者ニンニク、アイヌネギ、ヒトビロなどと書かれて売っていますが、どれも一緒の物かと思います。
昔、毎日のように登山していた時期があったのですが、その頃は春になると行者ニンニク取りに来ている人とすれ違ったものです。
スーパーで買うと結構なお値段ですが、今回は沢山頂いたのでこの時期恒例のいつもの食べ方で食したいと思います( ´ ▽ ` )ノ
ギョウジャニンニクの美味しい食べ方
まず頂いた行者ニンニクは、天然物なので綺麗にしなきゃいけません。
それと、もしかしたら違う植物が混じっている可能性もあるので、そのチェックもします。
行者ニンニクと間違えやすいのはスズランやイヌサフランという植物のようです。
どっちも有毒で食べると最悪死に至ることもあるようで、絶対に間違えて食べないようにしなきゃいけません。
見た目には中々分かり難いのですが、行者ニンニクはその名の通りニンニクの匂いがするので、嗅いでみれば直ぐ分かります。
ということで、心配性の私は頂いた大量の行者ニンニクを水で綺麗に洗い、全て匂いをチェックし行者ニンニクだと確認しました。
いやいや、大変でした。
30分ほどかかったかなぁ〜
かなり沢山もらったんですが、これを全部スーパーで買うと1000円分くらいになるんじゃないでしょうか。
もらってきた本人(妻)は月曜日も休みだから!と土日友達の家や実家に連泊中ですので一人でやるしかありません(ノД`)
平日は仕事で忙しいのでこうやってゆっくり料理はできませんし、来週末まで日持ちしないでしょう。
私がやらないと妻はできないと思うので、一人でもやるしかないっす。
行者ニンニクといえばおひたしにしたり、煮たり炒めたり揚げても漬け物でも美味しいと、色々な食べ方があると思いますが、私も自分的に一番美味しいと思う食べ方を考案しました。
今回の料理のベースになったのは、10年くらい前に見たイタリアンの料理本で皮なしソーセージなるものがあって、何度か気に入って作っていました。
よく考えるとその料理がベースになっていると思いますが、今では共通点は肉と塩を使うことくらいで、ほぼ違う料理と言って良いほどアレンジしてしまっています( ̄▽ ̄)
なんというか、肉と行者ニンニクでハンバーグを作るようなイメージです。
必要な物
用意するものは最低でも行者ニンニクと肉と塩があればオッケーです。
肉は色々試したのですが、挽肉は使わず薄切りや細切れのものを包丁でミンチにするのが一番美味しいです。
そして使う肉は豚と牛と羊。
部位はどこでもいいのですが、色々混ぜると食感が良くなるので、沢山買ってきました。
あれ、買いすぎたかな・・・
分量は豚がメインで肉全体の5~6割、そこに1~2割羊肉を入れて残りは牛肉です。
色々やった結果このくらいの割合がベストかと思います。
ちなみに今回は豚5:牛4:羊1となっています。
羊肉はラム肉でもマトンでもオッケーです。
個人的にはマトンが好きですが、北海道でもマトンはスーパーにはそうそう売ってないので、今回はどこでも手軽に買えるラム肉を使います。
羊肉はなくても作れるのですが、少し入れるとぷりっとした食感になったのと、特有の香りが食欲をそそりますので、今回の料理のポイントの一つです。
北海道だから羊肉がなじみ深いというのもありますが、豚と牛だけじゃ何か物足りなかったんですよね〜
北海道以外だと羊肉はスーパーに売っていないようなので、その場合は残念ですが羊抜きで作るしかありませんが、食感や風味は変わってしまうと思います。
後は最低、塩だけあればいいのですが、スパイスがあるとより美味しくなります。
今回は家にあった黒こしょう、ローズマリーとセージを使います。
下準備
さて、ここからが大変です。
ハンバーグ?皮なしソーセージ?的なものを作るので、肉をミンチにしなきゃいけません。
挽肉を使わず包丁でミンチにするとめちゃくちゃ食感が肉っ!って感じで良くなるので、私は
ハンバーグも挽肉は買わず包丁でミンチにしています。
こんな感じで少しずつ包丁で叩いてミンチにしていき・・・
全部終わってボールに入れると、肉だけで2kg近くありました(ノД`)
ミンチ作るだけでめっちゃ疲れました・・・
疲れたので途中からかなり荒いミンチにε-(´∀`; )
まぁ、それも食感となって楽しめるでしょう。
大量にミンチを作ると、包丁で叩く手も痛くなってくるので、大量にあるときは夫婦で交代しながらやるか旦那さんに任せてください( ̄▽ ̄)
ここに塩を入れます。
分量は大体肉の重さの0.9%です。
この後、行者ニンニクを入れるのでそれを考慮し1%でも良いと思います。
全体の質量の0.9%くらいにするイメージです。
塩を入れたらひたすらこねるだけ!
10分以上こねていると粘りと弾力が出てきて、かなり抵抗を感じるようになります。
塩を入れて揉むことで筋繊維のタンパク質が溶解し、肉同士が結合し始めるのでかなりもちっとした感じになります。
つなぎなどは使いませんので、ここでしっかり混ぜて肉同士を細胞レベルで結合させてください。
じゃないと焼いたときにボロボロになりますし、肉汁もすべて出てしまいます。
しっかりこねるというのがこの料理の唯一の重要なポイントだと思います。
もう次の日筋肉痛になるよ!って位こねて、もちもちになったらオッケーです。
ある程度の量があると女性には厳しいかもしれませんので、こねるのも旦那さんにやってもらってください( ̄▽ ̄)
こね終わったら次は香辛料を入れます。
好きなスパイスを入れて良いのですが、私的には最低限セージは欲しいです。
ローズマリーもあったので今回は入れて、粗めの黒こしょうもたっぷり入れます。
羊肉の香りとセージとローズマリー、この組み合わせは食欲そそるのですヾ(^v^)k
入れたら全体に混ざるまでこねるのですが、かなりもちもちなので中々混ざりません。
なのでひたすら頑張って混ぜます。
混ざったら次に細かく刻んだ行者ニンニクを入れます。
細かく刻んで・・・
肉に入れる!
大きめのボールなのですが溢れそうです。
しっかり混ぜてできあがり。
ここで念のため味見をしておきます。
さすがに生肉ですから舐めて味見するわけにはいかないので、少しだけ小皿に入れてラップをしてチンして火を通します。
電子レンジでチンして火が通ったら味見!
少し塩が足りなかったので追加してよく混ぜたらできあがり。
つなぎに卵とかパン粉とかは一切使いません。
純粋に肉と行者ニンニクと塩、それと好みで香辛料を混ぜるだけの簡単な料理です。
次はこれを焼いていきます。
焼いても終わり!
成形は好みですが、私は俵状にした肉をぺたんと潰して小判型にして焼いています。
焼くと膨れるというのと、ハンバーグのような丸より食べやすいからです。
挽肉と違い歯ごたえ、弾力のかなりあるステーキに近いミンチ肉なので、箸できって食べるのは難しく、ナイフとフォークを使って食べるか、箸でつかんで丸ごとかぶりつくか。
私は箸でつかんで丸ごとかぶりつくので、丸より細長い方が食べやすいのです。
ちなみに焼くときはフタをせずに弱火でじっくり焼いてます。
3つ焼いてみましたが、一人で食べきれるわけはなく、2つ食べて残り一つは明日帰ってくるはずの妻にとっておきましょう。
焼いておかないと焼くの面倒くさい!って言われそうですからねε-(´∀`; )
焼けたらお皿に入れてできあがり。
料理は人並みにできますが、盛り付けのセンスは一切なく、妻にいつも突っ込まれます(ノД`)
胃に入れば一緒だよ!!といつも思うのですが、盛り付けも大事ですよね。
一緒にキャベツと大根おろしにご飯を用意して完成です( ^ω^ )
ちなみにキャベツは千切りにする予定でしたが、散々ミンチやら何やらで疲れたし、包丁とまな板もう一度洗うのが面倒だったので手で千切るだけにしました(⌒-⌒; )
春キャベツだから柔らかいしこれで良いってことにしましょうε-(´∀`; )
食べた感想はいつもの安定した味なので特にないのですが、2kg以上あるので2日間は毎食同じ食事になりそうです。
味に飽きてきたらカレー粉を入れて焼くとカレー味になって美味しいです〜
以前トマトとバジルを入れてみたり、色々香辛料いれてみたりしたんですが、このままかカレー粉入れて焼くのが一番美味しかったです。
行者ニンニクのとれない時期は、行者ニンニクなしで作るかカレー粉入れて作ります。
肉も安い細切れで十分ですし、沢山作るとミンチに時間がかかること以外はお財布にも優しく、肉をミンチにして適量の塩をいれるというのがベースの非常に簡単な料理かと思います( ´ ▽ ` )ノ
入れる材料やスパイス、肉の種類や部位に分量、ミンチ具合など色々アレンジもきくので、我こそはという方はチャレンジしてみてください( ^ω^ )
なんて料理になるのか似たものがないか色々調べてみましたが、シシケバブに近いかもしれませんね。
羊も入ってるし。
串に刺さっていない時点でシシケバブとも違うのですが、ハンバーグのイメージでと書いたものの、どう考えても違うものですし、味は過去に食べたシシケバブに似ていますね。
う〜ん、ミンチ肉のステーキで良いのかなぁ
ミンチ肉のステーキってハンバーグのような気もしますが・・・
まぁ、美味しければ名前なんてどうでも良いですねε-(´∀`; )
それにしても疲れました。
行者にんにくを洗う行程からだと量が多かったこともあってできあがりまで1時間30分以上かかっています。
あ〜、疲れた〜
この後キッチンとか洗面所の掃除が待っているのですが、しっかり料理した後だと面倒ですね(ノД`)
世の中の主婦の皆さんは素晴らしい。
料理の用意して掃除して、しかも自分の分だけならまだしも家族の分も・・・
これに子供がいたら私は仕事する暇がないような気がします。
仕事も大変ですが、家事、特にしっかり毎日3回料理するとなると本当に大変ですね。
私なんかは面倒だから1日2食しか食べませんし、1回の食事もしっかり作るのは1品だけで後は手抜き。
そのメインの一品でさえいっぱい作って2~3日間同じ食事というのも珍しくないのですが、家族がいればそうもいかないのでしょうね。
もし子供ができたら、料理は妻と完全に分担してするように強く求めたいと思いますo(`ω´ )o
コメント
こんにちは、とりです(・∀・)
「肉同士を細胞レベルで結合」させる勢いでこねないといけなかったのですね!
今まで何度作っても肉汁が出てぱさぱさになってしまっていたのはそれか~・°・(ノД`)・°・
行者にんにく、最近スーパーでも見かけますがちょっと高いので、どこか出かけたついでに道の駅などで買いたいと思います(^^)
牛豚ラム、全部入れると美味しいのですね~♪
それにしても、これ作りながら写真撮るの大変だったのでは?(;´▽`A“
こんなお料理作ってくれる旦那様いいですねー☆
家事ってちゃんとやると本当大変ですよね(x_x;)
仕事も家事も子育てもされてる方は本当すごいです。
とりはちゃんと料理するのは夜だけですが、子どもができたら朝も昼(もしくはお弁当?)もちゃんと作らないといけなくなるし、仕事する時間が取れる気がしません(((^^;
掃除にしわ寄せがいきそうです(汗)
とりさん、コメントありがとうございます!
> 行者にんにく、最近スーパーでも見かけますがちょっと高いので、どこか出かけたついでに道の駅などで買いたいと思います(^^)
普通に買えばけっこう高いですよね(ノД`)
> 牛豚ラム、全部入れると美味しいのですね~♪
私は好きです( ^ω^ )
> それにしても、これ作りながら写真撮るの大変だったのでは?(;´▽`A“
料理にハマってた10年近く前、本当に手の込んだ色々な料理を作って、自分なりにアレンジして美味しくできてたんですが、レシピなど残していなかったのですっかり忘れちゃったんです。
こうしてお気に入りの料理は写真と作り方ブログに記録しておけば、後で自分で見直して作れるかなぁと思って(⌒-⌒; )
> こんなお料理作ってくれる旦那様いいですねー☆
料理だけが良くてもね・・・ε-(´∀`; )
> 家事ってちゃんとやると本当大変ですよね(x_x;)
> 仕事も家事も子育てもされてる方は本当すごいです。
いや、本当にすごいです。
尊敬します〜
> とりはちゃんと料理するのは夜だけですが、子どもができたら朝も昼(もしくはお弁当?)もちゃんと作らないといけなくなるし、仕事する時間が取れる気がしません(((^^;
> 掃除にしわ寄せがいきそうです(汗)
私はちゃんと料理するのすら数日に一家で、後は沢山作ったのを冷凍したり暖めて食べるだけ(⌒-⌒; )
子供がいたらそうはいかないでしょうからね〜
ほんと、掃除にしわ寄せが行きそうです。