再生エネ賦課金の負担が思ったより大きかったことと灼熱の暑い北海道

エネルギー問題 電気代光熱費・太陽光発電

あぢぃ・・・( ;´Д`)
暑くて溶けそうなコスケです(ノД`)

昨日今日、北海道各地で今年最高どころか7月の観測史上最高の気温まで上がった地域が多かったです。

コスケが住んでいる札幌近郊もかなりの暑さ。
昨日は札幌で33℃、コスケの住んでいる地域でも31℃という平年差+10℃のとんでもない暑さに。゚(゚´Д`゚)゚。

もちろん晩ご飯は冷やし中華です(´∀`=)

冷やし中華

具材は各家庭個性があると思いますが、コスケはいつもこんな感じ。
肉類はハムではなく、豚の冷しゃぶに、わかめをたっぷりのせて後は定番かな?

いや〜、暑いと冷やし中華が旨いですね。
毎年数日はある30℃越えが7月前半に来てしまいました。

7月前半にこの気温だと先が思いやられますし、温暖化が進んでるのかなぁ〜なんて気になってしまいますね〜。

さて、今日はその温暖化を食い止めるためにも?必要かもしれない再生可能エネルギー普及のために負担している再生エネルギー発電促進賦課金の負担のお話です。

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再生可能エネルギー発電促進賦課金って?

再生可能エネルギーが世界中で注目されてますが、コストの問題もあり普及に時間がかかります。

日本では原発停止もあり、一気に再生可能エネルギーを普及させるための施策がとられました。

数年前から一気に普及した太陽光発電、わが家も載せていますが、こうした再生エネルギーを普及させるために国は固定価格買い取り制度(FIT)というのを2012年から始めています。

一定期間決まった価格で作った電気を買い取ることで、太陽光発電などの導入リスクを低くし再生可能エネルギーを普及させようというのが狙いかと思います。

ただ、電気の消費者が買う電気の単価より、作った電気を高い価格で固定して買い取ってくれるので、当然別に予算が必要です。

その予算は税金からではなく、再生可能エネルギー発電促進賦課金という名目で電気代に上乗せされる形で徴収されていたりします( ;´Д`)

どれくらい徴収されているのか改めて調べてみると、最近電気代が高くなったな〜と感じる原因の一つになっているように思いました。

一般家庭で載せている太陽光発電なんて全体の数%とわずかなもので、8割以上は企業による大規模な太陽光発電施設にこのお金が支払われているようですから、太陽光載せている私がいうのも何ですが、もうちょう安くならないものかなと・・・

ちなみに、電気代の請求内訳などをみてみると、どのくらいの単価が上乗せされているのか分かります。

金額は全国一律で、今年の4月までは2.25円/kwでした。

しかし今年の5月からは2.64円/kwとなり、太陽光発電含めた再生可能エネルギーの買い取りが増えるに従って、この賦課金の単価も増えています。

実際にわが家の場合どれぐらいの金額になっているのか計算してみると、思った以上に負担になっていたのです。

わが家の再エネ賦課金の負担額

現在の再エネ賦課金は2.64円/kwとなっていますが、実際にどれくらいの金額を負担しているのでしょうか。

年間の電気使用量が分かればすぐに計算できます。
わが家の去年の年間の電気使用量は8,630kwです。

再エネ賦課金は電気の消費量で金額が決まります。
今年も同じくらいでしょうから、去年の実績を元に計算してみましょう。

8,630kwに2.64円/kwを掛けると・・・22,783円となります。
月にすると1,800円ちょっとでしょうか。

ちなみに去年の年間の電気代は177,767円。
そのうち22,783円が再エネ賦課金ですから、わが家の場合電気代の12%が再生可能エネルギー発電促進賦課金になっています。

この制度がなければ去年の電気代は154,984円だったわけです。
結構な金額です。

この割合は契約している電気プランの単価によって変わるので、どこの家庭も同じではありません。

単純に電気の単価に+2.64円/kwされるので、電気使用量が多いオール電化に非常に不利な制度ですし、暖房なんかで電気を沢山使う北海道にはもっと不利ですね・・・

オール電化じゃなければ、電気の使用量はグッと減りますからもっと安いことでしょう。
これは何十年かは続きます。

少なくても再エネ賦課金は20年程度はこのくらいの金額、もしくはもっと高い金額で負担することになります。

固定価格買い取り制度が見直されてはいますが、この後の太陽光などの再生可能エネルギー発電の普及具合によっては、30年以上高い金額が続くかもしれません。

今後しばらく1年間平均25,000円ほど徴収されるとして、25,000円×30年で75万円!( ̄□ ̄;)!!

う〜ん、エネルギーのない日本で数少ない国産エネルギーを普及させるためとはいえ、結構な負担額ですね。

ちなみに再エネ賦課金の今後の推移はあくまで予想で、政府の予想はかなり安く見積もられていて大外れ。

色々調べましたが、ある研究所の予測だと、最大で2030年頃をピークに4.7円/kwまで上がる可能性があるという結果もありました。

政府試算でも2030年頃がピークのようなので、今後も上がり続け2030年をピークに2050年頃まで続く可能性はあります。

そうなると、75万円どころか100万円を超える負担額になるかもしれませんね(ノД`)

太陽光の売電で100万以上利益が出るのなら払う以上に返ってくるのですが、北海道のような降雪地帯&日射量が少ない地域はこれまた不利ですね・・・

再エネ賦課金、今後も太陽光はもちろん再生可能エネルギー発電の設置が増えれば思った以上の負担になるかもしれません。

でも、日本にはエネルギーがありませんから、国産エネルギーを作り出すためには仕方がないのかなとも思いますが、電気代が高いのは嫌ですね〜。゚(゚´Д`゚)゚。

近年温暖化の影響なのか災害も増えていますし・・・

地震は別としても、去年の北海道の台風に今年は今の九州は大雨で大変そうで、ずっと北海道は天気が良いので少し雨雲を引き受けたいくらいです。

なのに、関東地方では節水しなきゃいけないほど水不足だとか。
北海道は今だ雪解け水があるおかげか、今まで節水制限というのはコスケの記憶にはありません。

う〜ん、そう考えると冬はしっかり雪が降って、水資源を山に蓄えるってのは悪くないことですし、水を気にせず使えると考えれば雪も嫌じゃなくなるかもしれませんね。

とはいえ、気候が今までとは違う気がするので、今後北海道もどうなるか分かりませんね。゚(゚´Д`゚)゚。

暑すぎる北海道

それにしても本当に暑いです。

冬になれば温暖化なんてほんとなの?って感じがしますが、暑いと温暖化だ!と思ってしまうあたり、人間というかコスケも現金なものです(´∀`=)

とにかく暑く、北海道に住んでいる人ならこの2日間で何度もこのフレーズ耳にしたのではないでしょうか・・・「なまら暑い!」

昨日の十勝周辺では36℃越えで日本で一番暑かったとか・・・コスケには未知の領域です。

北海道は戸建てでもエアコンのない家が多いですし、アパートならほぼ付いてないので、この暑さは厳しく夜眠れない家庭も多いことでしょう。

暑さに慣れていないですからね。
コスケは31℃で倒れそうという難点はあるものの・・・ビールが旨いというメリットも(´∀`=)

ただ、今日は暑いには暑かったのですが、北海道らしいカラッとした暑さで気持ちが良いです。

太陽が出ている時間は暑いですが、日が落ちる18時すぎにはグッと気温も下がって、半袖じゃコスケはちょっと肌寒く感じるくらい。

仕事で東京に行くと、肌にまとわりつくような異様な暑さで、夜までず〜っと暑くて、体力をゴソッと持って行かれて具合悪くなってしまうのですが・・・、それに比べると北海道のカラッとした暑さは心地良い気もします。

7月の観測史上最高気温を記録したところもありますが、コスケの住んでいる地域は過去最高ではなかったようなので、まだ暑い日は以前にもあったということでしょうかね。

でも、この時期でこの暑さは中々ないように思います。

ほんとに起きているのか分かりませんが、温室効果ガスなんかはできるだけ出さないように、エコな生活をした方が後々良いのかもしれないなぁと感じる暑さでした・・・冬になればもうちょっと温暖化した方が良い!とかって思うくせにε-(´∀`; )

そういえば、丁度今頃、ドイツでG20が開催されているはずですが、世界の先進国のトップが地球温暖化対策についても話し合われていることでしょう。

電気自動車さらなる普及?

そうそう、先日自動車メーカーのボルボが、2019年以降に発売する自動車から、従来の内燃機関のエンジン(ガソリン、ディーゼル)搭載車をラインナップから外すという発表をしたそうです。

つまり、ボルボは今後電気自動車とプラグインハイブリッド車のみのラインナップになるとのこと。

世界的な環境保護・温暖化対策のための自動車の電気化の流れを受けて、先んじて動力を転換していこうということでしょうね。

ボルボというヨーロッパの老舗自動車会社が電気化へ転換するというのはびっくりです。
そして先日フランスでも・・・環境相が2040年までにガソリン車、ディーゼル車の販売を終了する予定という発表をしたようです。

フランスには倒産しそうな日産を救ったルノーがありますし、プジョーも有名で伝統のある自動車メーカーで、ドイツに続く自動車産業の国。

次世代の車の動力の中心になるであろう電気自動車を、国をあげて先んじて展開し、国際競争力を高めようというのが狙いなのでしょう。

思ったより車の電気化の流れは速そうですね〜
電気自動車専門メーカーのテスラは、時価総額が約500億ドルとホンダとほぼ変わらないレベルです。

投資家は、将来的にテスラが、ホンダくらいの規模の会社になると想定しているということでしょう。

最も懸念事項だった充電時間の問題は解決しつつあります。
今年から従来の3倍程度の速度で充電可能な充電器が設置されるようですし、2020年にはさらにそこから2倍以上の出力を持った充電器も使えるよう準備中だそうです。

単純に考えれば、今30分かかっている急速充電が5分くらいになるので、従来のガソリン車の給油時間と大差無く、充電待ちのストレスはほぼなくなりそうです。

後は、寒冷地でのバッテリー性能の向上とさらなる航続距離の延長、そしてバッテリー劣化の対策を待ちたいですね( ̄▽ ̄;)

-10℃でも性能10%低下くらいで抑えられ、航続距離も500km程度、そして15年15万キロでバッテリー劣化80%程度が実現できれば・・・燃費ならぬ電費は驚くほど安いですし、自宅で充電できるので便利そうどころか、素晴らしい動力になりそうです。

何よりわが家には太陽光発電載せてるんで、将来はそれで充電してほぼ0円で車乗り放題を目指したいところです(´∀`=)

電気化の流れが色んなところで起きていますが、今後も続くのなら国産エネルギーの創出は必須に思えます。

原油やガスの産出が多い中東は政情が不安定ですし、いつ輸入が止まるか分かりませんからね。

アメリカやロシア、オーストラリアからもガスや石炭を輸入していますが、それもずっと売り続けてくれる保証はないですから。

食料とエネルギーという生きていくために不可欠な2つの要素が国内で賄えてない日本は、外圧に非常に弱い国だなと改めて感じます・・・

食料は政策次第でどうにかなってもエネルギーは厳しいですね。
やはり再生エネルギーの普及が望ましいのでしょうか・・・、そうすると再エネ賦課金が高くなりそうです(ノД`)

コメント

  1. たびお より:

     
     
    いやーここ数日暑いですね~。(つ﹏<)・゚。
    なんかエアコンつけるのが悔しい(なぜ?)んですが、エアコンつけちゃってます。(♡´∀`♡)快適ですよね。(1階だけですが。)
    湿度が低いですが、暑いですよね。
    コスケさんの所の冷中美味しそうですね~。(*ฅ́˘ฅ̀*)♡
    再生エネなんちゃら料はうちでは使用量が多いせいか(^^;)、自分で払って、自分でもらう感じになってます。(特に冬)
    いいんだか、悪いんだか、、、。(;゚Д゚)!

  2. コスケ より:

     
     
    たびおさん、コメントありがとうございます(´∀`=)
    > いやーここ数日暑いですね~。(つ﹏<)・゚。
    ほんと暑いです(ノД`)
    なんでも札幌で7月上旬に3日連続30℃以上は100年以上ぶりだとか・・・( ;´Д`)
    > なんかエアコンつけるのが悔しい(なぜ?)んですが、エアコンつけちゃってます。(♡´∀`♡)快適ですよね。(1階だけですが。)
    > 湿度が低いですが、暑いですよね。
    湿度が低いからまだマシですよね〜
    夕方からは涼しくなるし( ̄▽ ̄)
    > コスケさんの所の冷中美味しそうですね~。(*ฅ́˘ฅ̀*)♡
    うまいっす(´∀`=)
    > 再生エネなんちゃら料はうちでは使用量が多いせいか(^^;)、自分で払って、自分でもらう感じになってます。(特に冬)
    > いいんだか、悪いんだか、、、。(;゚Д゚)!
    あぅ・・・
    でも、払うだけよりは全然プラスのハズ( ´ ▽ ` )ノ
    長く太陽光発電使えば、今後電気代が高騰してもカバーできますし!